1.剛泊会の概要

 沖縄剛柔流・泊手空手道協会の略称を「剛泊会」(ごうはくかい)と称している。

沖縄空手道剛柔流専武会を故福地清幸先生が設立し,現会長の渡嘉敷唯賢が1975年第二代会長を継承。現会長は,年少の頃より泊手唯一の継承者といわれた仲宗根正侑先生に師事を仰ぎ,十数年に亘り日夜,泊手の厳しい鍛錬を続け1967年には高弟として師範免許を允許され道場を開設するよう勧められたが,心に期する事があり,仲宗根先生と親交のあった剛柔流専武館の福地清幸先生の門下に入り剛柔流を修練した。

 福地清幸先生亡き後,現会長が二代目会長として剛柔流の普及発展に努める傍ら専武館の高段者には泊手の指導もした。1976年仲宗根先生は,老齢のため「泊松茂良派正心館」の看板を譲られ,併せて長年泊手の普及発展に努めてきた功績と仲宗根先生の後継者として,後に範士称号を授与された。

 福地先生ご存命中の頃より,剛柔流に加えて泊手も一緒に指導して欲しいとの強いご意志を受け,剛柔流と泊手の二大流派を継承発展すべく協会を設立したのである。

2.総本部

     沖縄県那覇市小禄1444  TEL・FAX :098-857-3924

3.支部道場

     沖縄県内 ―――― 7道場   海外

     関東地区 ―――― 7道場   カナダ地区 ―――― 8道場

     東海地区 ―――― 1道場   インド地区 ―――― 3道場

     九州地区 ―――― 1道場

4.会長 渡嘉敷唯賢の略歴

     沖縄県那覇市若狭町出身  沖縄国際大学法学部卒業

昭和42年

 泊手松茂良派唯一の継承者,仲宗根正侑先生より師範免許を允許される

昭和50年 7月

 福地清幸先生の死去に伴い剛柔流専武会の二代目会長を継承

昭和50年 4月より昭和61年まで

 全沖縄空手道連盟の理事,理事長(2期4年),副会長等を歴任

昭和57年 3月

 仲宗根正侑先生より範士称号授与

 剛柔流と泊手を合わせた新しい流派として「沖縄剛柔流・泊手空手道振興会(剛泊会)」を新設し,全沖縄空手道連盟理事会にて承認される

昭和61年 1月

「沖縄剛柔流・泊手空手道協会」と名称変更,同時に「沖縄伝統空手道研究会本部」を設置

昭和61年 8月

 沖縄剛泊会空手道―20年のあゆみ―(渡嘉敷唯賢著)を発刊

平成 6年 7月

 沖縄県教育長「空手歴史調査員」を委嘱される

平成 6年 7月

 沖縄県空手道連合会常任理事を経て現在は副理事長に選任される

平成 7年11月

 沖縄空手秘伝「武備志新釈」―現代語釈と技法の研究―(渡嘉敷唯賢著)を発刊

平成11年 1月

 沖縄空手・古武道国際セミナー検討委員会幹事を委嘱される

平成11年10月

 中国福建省武術協会鳴鶴拳研究会委員を委嘱される

昭和62年より現在まで

 21回の中国調査を行う

 ●東恩納寛量師の中国での足跡とその師ルールーコー調査

 ●沖縄空手に多大な影響を与えた武人の調査

 ●沖縄伝武備志の調査研究

 ●南少林寺の調査

 ●鶴拳(特に鳴鶴拳)の研究

平成 2年 6月

 東恩納寛量師の中国での足跡とその師ルールーコー師が判明し両師の遺徳を顕彰する為,福建省に「顕彰碑」を建立した(記念の式典,行事を開催した,5年毎に周年行事を開催する事とした)