うどん小話 その七十五 DNA
高松店の近くにあるN自動車販売会社の会長・社長・お孫さんの話です。
会長のうどん好きは当店のお客様の中でも特別。十数年前までは、ざるうどんの大盛が定番でした。小話三十九で書きましたが、当店の大盛は680gの"うどん玉"です。普通の方でしたら簡単には食べられません。
それが会長にかかると一瞬にして無くなってしまうのです。それは早いこと・・・・!! 最近は健康に気を付けていらっしゃるので、"野菜天ぷらうどん"の並がお気に入りです。
現社長の息子さんも会長同様"うどん好き"、その上"うどん通"でもあります。
"うどん好き"と"うどん通"とは違います。"うどん通"とは、うどんにかかわる物(例えば、小麦・薬味類・器類などなど)についての知識が豊富であるということです。
会長のお孫さんが、またまたうどん好きときています。
現在、東京の大学に在学中ですが、休暇中には会長の会社でアルバイトをし、昼食に当店へ来てくれます。
メニューは"カレーうどん"と決まっています。社長の奥様も"カレーうどん"。二人一緒に来てくれるのですが、いつも揃って"カレーうどん"。
とにかくうどん好きの御家族です。
このように讃岐地方では、一家揃ってうどん好き・うどん通の方々が大勢いらっしゃいます。DNAなのか、風土なのか・・・・?
私の孫もうどん好き(五歳と三歳の男子)。保育所の昼食に出るうどんは絶対食べません。(源内のうどんでなければ食べないのです。) 他の給食物は食べ残すと先生にしかられるのですが、"うどん"だけは許してくれるそうです。
これもまたDNAなのか、環境なのか・・・・?
N自動車販売会社の会長はじめ御家族の皆様が、いつまでもお元気でありますようにお祈りして今日のページを終わります。