うどん小話 その七十四 タイ(バンコク旅行)
1月29日(平成13年)より激辛スパイスとナンプラーを仕入れにタイへ行き、2月2日に帰ったのですが、・・・・
やっぱりタイ料理はうまかった!!
このタイ料理に使われているタイ野菜に、がん抑制パワーがあることを知りました。
特に世界三大スープの一つである"トムヤムクン"に入っている香味野菜のナンキョウ(ショウガ科)、レモングラス(イネ科)、コブミカン(ミカン科)などに強力ながん抑制効果があるのです。なかでもナンキョウは動物実験でも効果を上げています。
タイ野菜の場合、最新の実験ではがん抑制効果のあった野菜は全体の60%以上に達し、日本の2倍以上の高い頻度で抑制効果が見いだされています。
なぜ日本の野菜はタイ野菜が持つパワーに欠けているのでしょうか・・・・?
それは陽光をたっぷり浴び、原産地で本来の姿・形をとどめ、そして色が濃いものの方が、老化、がんを防ぐ力が強いからです。
がんに強い野菜はビタミン、ミネラル類も豊富で、東南アジアの野菜と日本の栽培野菜の栄養価を比べてみると、タイ野菜の方が5倍の栄養価があります。つまり国産野菜を500g食べるのと、タイ野菜を100g食べるのが同じということです。
ちなみに、世界三大スープとは「トムヤムクン」・「フカヒレスープ」・「ブイヤベース」です。タイの「フカヒレスープ」は絶品!! しかも安く、一人前600バーツ(約1,800円)でした。
皆さんは「フカヒレスープ」は中華料理だとお思いでしょうが、中国でもフカヒレスープ専門の店はありません。しかし、タイ(バンコク)には「フカヒレスープ」だけの専門店が数軒あります。このように「フカヒレスープ」の本場もタイなのです。
世界三大スープのうち二つまでがタイが本場ですから、タイ料理が美味しいのはあたりまえ・・・・!! "ツバメの巣"のスープもタイが本場です。
これらのスープはすべて海にかかわるものばかりです。うどんのスープも昆布・イリコ・削り節・・・・皆、海から獲れるものです。
生命のみなもとは、海。