トップページ » うどん小話 » 第一巻 目次(1~20) » その二 うどんの語源について

うどん小話

  • 第一巻目次(1~20)
  • 第二巻目次(21~40)
  • 第三巻目次(41~60)
  • 第四巻目次(61~80)
  • 第五巻目次(81~100)
  • 第六巻目次(101~120)
  • 第七巻目次(121~140)
  • 第八巻目次(141~160)
  • 第九巻目次(161~180)
  • 第十巻目次(181~200)
  • 番外編目次(1~)

うどん小話 その二 うどんの語源について

「饂飩(ウドゥン)」の語源は中国の「饂飩(フゥンドゥン)」の変化したものと考えられます。

「饂飩(フゥンドゥン)」は面皮に具を包み込んだ食べ物です。古代の日本人は仏教伝来による殺生肉食禁忌思想の普及で、 「饂飩(フゥンドゥン)」に肉の具が入らなくなり、皮だけが残っていったのです。

そして、食べやすいように、皮を伸ばして、切って食べるようになり、面皮の皮がだんだん「饂飩(ウドゥン)」に 変化していきます。

日本の「饂飩(ウドゥン)」の発展史の始まりは、「饂飩(フゥンドゥン)」の形の変化過程から生まれた可能性が大きいように 思います。

現在、中国では、小麦からできた食べ物のことをすべて「面」と書き、「メン」と発音します。

今日はうどんの語源について簡単に書きましたが、いずれ機会を見てもっと詳しく調べてみたいと思っております。

このページのトップへ戻る