トップページ » うどん小話 » 第九巻 目次(161~180) » その百七十五 チャボと孔雀(パート2)

うどん小話

  • 第一巻目次(1~20)
  • 第二巻目次(21~40)
  • 第三巻目次(41~60)
  • 第四巻目次(61~80)
  • 第五巻目次(81~100)
  • 第六巻目次(101~120)
  • 第七巻目次(121~140)
  • 第八巻目次(141~160)
  • 第九巻目次(161~180)
  • 第十巻目次(181~200)
  • 番外編目次(1~)

うどん小話 その百七十五 チャボと孔雀(パート2)

孔雀を飼い始めてみると、これが意外と簡単なのです。エサは鶏といっしょでいいし、雨・風・雪などの自然環境にも強いのです。インド孔雀ですから、冬はどうしたらいいのだろうと心配していたのですが杞憂に終わりました。

ここで孔雀は何の仲間なのか書いてみます。

孔雀は雉(きじ)科に分類され、このグループには雉・孔雀をはじめ、私たちの食生活上もっとも身近な鳥たち、例えば鶏・七面鳥・うずらなどが含まれます。雉科の鳥たちをさらに「雉」と「孔雀」だけのグループに細分したのが雉亜科です。このグループに属する鳥たちは、世界で最も美しい鳥群の一つとして知られています。雉亜科の鳥は、自然では合計49の種が確認されていますが、この世界一美しい鳥たちの48種がアジアに住む鳥なのです。

孔雀の本来の生息地は、水の近くの鬱蒼とした草木の生い茂った丘陵地帯にあるジャングルです。しかし、環境の変化にうまく順応し、農地や村の外れの林などでも広く繁殖しています。

香川県の小豆島でも、観光用に孔雀園で飼っていたのが、集団脱走し、今頃、小豆島では農家の畑とか庭先で見ることができます。あんまり脱走孔雀が多いので、この孔雀園は閉園となりました。不思議なことに、この脱走孔雀が海を渡り、小豆島から志度大串半島まで飛んで来ているのです。小豆島と大串半島の距離は最短で5kmあります。

今、当店にいる孔雀(これは見事なオス)は庵治町内で捕獲され、保育園で飼われていたのです。これも小豆島から飛んで来た孔雀でしょうか・・・・?

話が長くなりました。次のページで、生息地・種類について書いてみます。

このページのトップへ戻る